昨今の新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による環境の変化により、ウイルス対策の需要が高まっています。
ひとつの解決方法として、紫外線(UV-C)を利用したウイルス殺菌に注目が集まっています。

紫外線を使用する機器を設計する際に求められるポイントは3つあります。

  1. 250nm(UV-C)付近の光源の効率化
  2. 紫外線の悪影響を解決
  3. 多様な設計・形状に対応可能なこと

当社取り扱いのアルミの反射板を使用した紫外線ランプの効率UPのご提案です。

■紫外線波長 250nm(UV-C)の高い反射効率を実現

・MIRO-UVCは可視光用のアルミ反射板として世界シェア No1のドイツ ALANOD社の‟MIRO”の紫外線専用反射板です。

・紫外線波長250nm(UV-C)の反射効率が高い特徴を持ちます。

・紫外線殺菌を利用する様々な機器において光源の効率UPにより設計品質の実現などに貢献します。

※MIROによる紫外線の反射につきましては波長により反射板の種類が変わります。
 効率を十分に発揮するためには適切な材料の選定が必要になります。

■ 紫外線の光源による関連部材の劣化懸念をMIRO-UVCで解決

・殺菌作用がある波長254nmの紫外線(UV-C)は殺菌効果が期待できる反面、関連部材の劣化や人体への影響も懸念される波長です。

・MIRO-UVCは特殊な蒸着処理が施されており、高密度な膜が形成されているため紫外線劣化への耐久性があります。(下記、 「環境テストレポート」 参照)

・加工性の高いMIRO-UVCで光源の光漏れを防ぐ構造に設計することにより、光源の効率が高くなることのほかにも、他基材の保護や人体への影響も解決できます。

環境テストレポート (テスト前とテスト後の反射率比較表)

試験前1000時間後1008時間後備考
UVC照射試験 89.5% 89.6%puritec lamp from radium uvc強度 ~6mW/㎠
湿度試験 89.5% 90.1%85%相対湿度 85℃温度
耐熱試験 89.5% 89.9%250℃
QCT結露試験機 89.5% 89.4%
QUV-Bテスト 89.5% 90.0%UV-B放射照度(0.48w/㎡nm)313nm
テスト前とテスト後の比較表

■ 多様な設計対応を可能にする良好な加工性

・紫外線を利用した殺菌は様々なシーンで求められており、装置の設計も多様性が求められます。

・MIRO-UVCの基材は金属のアルミのため、アルミと同等の良好な加工性があります。光源を効率よく反射する形状へ容易に加工できます。 (下記、 「反射板(MIRO)断面図」 参照)

・当社ではMIROの加工実績が多数ある加工ネットワークにより加工もご対応します。
(切断・レーザー・タレパン・ベンダー・ロール・プレスなどご相談ください)


※表面処理されているため、‟絞り加工”は要相談

反射板(MIRO)断面図

曲げ加工

ロール加工

■ UV-A~UV-Bまでの波長を反射させたい場合はこちら

“MIRO-3UV” 反射波長 紫外線 280nm~ (UV-A UV-B)

■ 参考

紫外線とは(ultraviolet)

目で見ることができない400nm以下の短い波長の電磁波です。
波長によりUVA・UVB・UVCの3種類に分けられ、それぞれ利用用途が異なり、様々な分野で活用されています。
太陽光に含まれる紫外線の中で、地表に届くのはUVA~UVB、人体に特に有害なUVCは大気層に吸収され地表には届かない波長です。

紫外線の種類と利用用途
波長による別の呼び方